は行
幅木とは、建築内装建材の内、床材と壁材の取り合い部に設ける見切り材のことであり、主に洋室において設置される部材です。
その役割は、壁の下部を保護するための役割と、美観上部屋の通りを良く見せる目的で設置されています。
幅木の材質に関しては、木材や金属、塩化ビニル樹脂、石材や磁器質タイルなどがあり、一般的な戸建て住宅やマンションなどに用いられる材質には、基材を繊維ボードとして表面に木目調の樹脂シートを貼り付けたタイプの幅木がよく利用されています。オフィスや病院、公共施設などでは塩化ビニル製のものがよく用いられ、大規模な建物のエントランスなどには、石材やタイルなどの素材が用いられる傾向にあります。