ら行
環境浄化材料として注目されている「光触媒」ですが、その最大の特徴は光、正確には紫外線が当たらないとその能力がまったく発揮されないことにあります。さらに、光の強度によっても、その効果に強弱が出てしまいます。
そこで、光を必要としない触媒である「リン酸チタニア」が開発されました。この触媒は紫外線を必要とせず、酸素と水によって反応します。また、有機バインダー剤を必要としないため、摩擦に対して強く、スプレー等で簡単に塗布できため、コーティング剤としても最適です。無色透明で、変色や風合いの変化にも強く、保護膜としても働くという特徴を持っています。