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フロアコーティング お役立ち情報

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コラム

中古・居住中の現地調査の必要性

2017.09.19
現地調査の必要性

中古・未入居物件や居住中のお宅は築年数、使用環境により同じマンション内でもフローリングの状態が大きく異なります。その為、事前に現地調査を行う事で、各ご家庭のフローリングに適したコーティングをご案内が可能となります。また、弊社ではご家財の移動も行っておりますので、ご家財の移動先も合わせて確認させて頂きます。

確認するポイント

現地調査では施工経験豊富なスタッフにより主に以下のポイントを確認しています。
①コーティング(ガラス・シリコン・UV)の有無
②フローリングの種類(突板・シート・無垢・バンブーフローリングなど)
③ワックスの残留状態
④フローリングの劣化、日焼け・干割れ具合
⑤傷・凹み・汚れの確認
⑥カーペット裏に滑り止めゴム跡の有無
⑦普段のお手入れ方法
⑧ご家財の移動先

居住中の施工リスク

日当たりの良い窓際やキッチンなどの水廻りのフローリングは室内でも特に劣化が顕著に現れやすく、状態によってはかえってフローリングを痛めてしまう事がございます。施工リスクが発生する場合は、現地調査の際にご説明しています。

画像③は紫外線により表面のウレタン塗装が劣化していた為、部分的に表面のウレタン塗装が剥がれていました。この様な場合はカバー力のある下地剤や光沢のあるシリコンコーティングを使用する事で違和感なく仕上げる事も可能となりますが(画像④)、見る角度や日の当たり方によってはムラの様に見えてしまう事もあります。

また画像①の様な干割れの箇所は、液剤を吸い込んでしまい正常な膜の形成ができなかったり、剥離の負担に耐えられず表面の突板(合板の表面に用いられるスライスした板材)が剥がれて、合板が見えてしまうケースがございます。※画像⑤

可能な限りフローリングにダメージを与えないように作業させて頂きますが、築年数の経過した物件や劣化の激しい箇所については施工リスクが伴う事はございますが、「新築時の事を思いだす」と仰ってくださるお客様も多数おられますので、最善の手を尽くしてお引渡しできるように今後も努めて参ります。

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