コラム
新築の輝きを20年後も守る!フロアコーティングの最適な施工タイミングとは?
どんなに注意していても、紫外線の影響、家具の移動、物の落下など、様々な理由で床は傷つき汚れてしまいます。ペットのいるご家庭、小さなお子さんのいるご家庭では特に気になることが多いですよね。いつまでも傷のない綺麗なフローリングで過ごしたい!そんな願いを叶えてくれるのがフロアコーティングです。以前は新築やリフォームの際にワックスがけをして引き渡しというのが一般的でしたが、今は、耐久性や安全性、メンテナンスのしやすさからフロアコーティングを施す人が年々増えています。フロアコーティングとワックスでは耐久性に違いがあります。ワックスが半年から一年の間隔で塗り直しが必要であるのに対し、フロアコーティングはなんと約20年という長い期間の効果が期待できます。その間、傷や衝撃から床を守り、艶のある美観を保ってくれます。また、ワックスと違って滑りにくく、安全性が高いのもポイントです。薬品やペットの排泄物などにも強いので、ペットがいる家庭でも安心です。ただし、フロアコーティングはフローリングの保護を目的として行われるもので、一旦ついてしまった傷や色あせを消すことは出来ません。その為、施工時期は傷がつく前の、新築やリフォーム直後がお勧めです。
引き渡しの後すぐにフロアコーティングを施すとしても、乾燥までにある程度の時間がかかるので注意が必要です。きちんと乾燥する前に重たい家具を載せてしまうと、傷やへこみなどの原因となります。また、家具を搬入した後に施してしまうと、家具を置いた部分のコーティングが出来ないという残念な結果に。くれぐれも作業が入居前に終わるように準備を済ませておきましょう。コーティング剤の種類によっても乾くまでの時間が変わってくるので業者さんに確認しておきましょう。完全に乾いた後、一週間後ぐらいを目安に引っ越しすると安心です。中でも人気のシリコンフロアコーティングや、ガラスフロアコーティングは、ウレタンフロアコーティングよりも乾燥時間が長くなります。ウレタンフロアコーティングは耐久年数が約5年とやや短く、賃貸住宅向けのコーティング剤となっています。新築、リフォームの際には耐久性の高い、シリコンコーティングやガラスフロアコーティングを選ぶようにしましょう。
フロアコーティングを施す際に一番気を付けなければいけないのは、施工のタイミングです。残念ですが、フロアコーティングでは一旦ついてしまった傷や色あせを消すことは出来ません。傷がつく前の新築、リフォーム直後に行えば、長期間綺麗なフローリングを維持することが出来ます。日常のお手入れもとても簡単で、普段の掃除はフロアモップやドライシートでの乾拭きで十分です。しつこい汚れも水拭きでするっと落ちます。ワックスとは比べ物にならない強靭な保護膜コーティングで、傷や汚れを防ぎます。フローリングの保護だけでなく、美しい艶を出し、美観にも優れています。滑りにくく、安全性も高いので、お子さんやペット、車いすでの生活にも安心です。新築、リフォームの際には忘れずにフロアコーティングも施しておきましょう!ワックスがけの重労働から解放されますよ。